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帰国後の交流・活動報告

JENESYS事後活動報告:復興ボランティアのために再来日しました!

クラウディア チャンさん
2011年度オーストラリア日本語履修大学生 参加者

 2011年度のJENESYSにオーストラリアから参加したクラウディアさんが今年9月、宮城県石巻市と南三陸町においてボランティア活動をするために来日しました。東北へ旅立つ前に、東京にあるJICE本部に立ち寄って、JENESYSの思い出と、その後の交流活動について話してくれました。

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 クラウディアさんは東日本大震災から9ヶ月経った2011年12月、JENESYSで岩手県を訪れました。いまでは理解者の家族も、当時は震災や原発問題を案じ、クラウディアさんの日本への渡航を最後まで反対したといいます。それでも参加することに踏み切ったのは、震災後ずっと抱いていた「大好きな日本の人たちのために役立ちたい」という、揺るがない強い気持ちがあったからでした。

 プログラムで訪れた大槌町は、まさに震災において大津波と火災により壊滅的被害を受けた地域でした。骨組みがむき出しになった建物や流されて山積みになった車、壁にくっきり残る水位の跡などをバスの窓越しに見る度に、涙を必死にこらえました。「津波が川を逆流させて被害を広げたという事実に驚きました。実際に被災地に来てみなければ、大津波の規模と被害を本当に感じることなんてできませんでした」

 また、がれき撤去が進んでいることや、仮設住宅での暮らしが続いていることなど、足を運んで初めて分かったことが他にもありました。オーストラリアでは震災関連のニュースが減っていたため、震災後の日本の様子がなかなか伝わってこなかったといいます。「復興は順調に進んでいるものとばかり思っていました。でも実際にはまだまだしなければならないことがたくさんあると実感しました」

 滞在中には大槌町で暮らす子どもたちや岩手県立大学の学生と交流したり、遠野において企業視察やホームステイをしたりもしました。被災した人や学生、地元の企業がそれぞれの強みを生かして被災地の復興に取り組む姿を見て、自身の物事に対する見方も変わったといいます。「みんなつらい状況に立っても文句一つ言わず、力を合わせてがんばっていました。当事者でない私たちがちょっとのことで不満をこぼしてはいけないと、参加者と一緒に考えさせられました」

 クラウディアさんはJENESYSで来日する前から、大学を通じて募金活動や千羽鶴折りといった支援活動を率先して行っていましたが、帰国後、活動の場はさらに広がりました。まず被災地で体験したことを家族や友達に語り、震災や原発問題への正しい理解を促しました。またJENESYSに参加したメンバーと大槌町のパンフレットを英訳し、2012年のクリスマスには「サンタクロース・プロジェクト」と銘打って、同町の子どもたちにカードやプレゼントも送りました。

 そして2013年3月、JICEが実施した「アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)」において、オーストラリアを訪れた宮城県や福島県の大学生60人と交流し、それぞれの地域が抱える問題や継続した支援の必要性に改めて気付かされました。JENESYSで訪日して以来、ずっと思い続けていたボランティアに行こうと決めたのも、この時でした。

 クラウディアさんにとって、JENESYSは「人生を変える出来事」だったといいます。「JENESYSのおかげで被災地を訪問し、他では決して経験できないようなことを経験することができました。これから青少年交流(JENESYS2.0)で訪日する人たちにも、日本や日本人に対して持っている先入観がプログラムを通じてガラリと変わることを期待していてほしいです」

((関連情報))
クラウディアさんによる旅の記録はキズナ強化プロジェクトのウェブサイトでご覧いただけます。
「交流者発信報告:交流とボランティア活動を通して(オーストラリア大学生派遣 受入れ)」