参加者の声

参加者の声

各国訪日団の声(インドネシア)

「小銭を拾ってくれた日本人の子ども」 
◆日本語 第10陣

 江戸東京博物館を訪れた時、土産物店で買い物をしていたら小さな子供が近づいてきて、私が落としたと思われる小銭を拾って届けてくれました。たとえ小銭であっても捨て置かない、常に周りを見渡し、小さなことにも注意を払う日本人の特徴的な気質に触れられた気がします。今後この体験を含めた日本人の美点について、自国の関係各方面に伝えたいと考えています。

「日没時の礼拝と日本の子どもの細やかな気配り」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第2陣

 日本は教育水準が高く、先進的であり、豊かで美しく清潔な環境が築かれています。先端技術の駆使は発展要因の一つとして位置づけられます。最も印象に残ったことは、ファームステイを通して農家を営むご主人や教員のご家族から、稲作や落花生の栽培管理について教えていただいたことです。私が日没時の礼拝を行ったときに、こちらの状況を察した2人の子どもたちが遊びを中断し、細やかな気配りをみせてくれたことも決して忘れません。

「日本の規律、秩序、清潔さをインドネシアの模範に」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第2陣

 日本で都市部から街の周辺部に至るまで全域を網羅する近代的公共交通機関を見て、インドネシアに戻ったら交通インフラが非常に遅れている地方でも交通機関を整備したいという思いにかられました。規律、秩序、そして清潔さは今後のインドネシアを担う私たちにとって模範とすべき興味深い事柄でした。親切さ、共に守るべき規則は「破られるための規則」ではありませんでした。規律は現代文明を築く鍵であり、規律正しさというものがなければ優秀な人でも成功したり、前進したりできないと思いました。規律正しさがなければ近代化もうまく進みません。またそれぞれの違いはお互いを分け隔てるものとなるのではなく、お互いの違いがあるからこそ、すべてのものが均衡するのだと思いました。

「日本は伝統文化と近代先端科学の完璧なコラボレーション」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第2陣

 私は、礼儀や秩序、モラルを尊重するといった日本人の国民性に強い印象を受けました。日本のような先進国を訪ねることは、私にとっては値段を付けられない素晴らしい機会であり、秩序を持って順番を待つ文化、時間厳守の精神、交通規則遵守の意識の高さといったことが、深く印象に残りました。そのような場面に遭遇する度、なぜ日本にはでき、私の国インドネシアはできないのか考えました。そのことを深く考えながら日本でいくつかの史跡を訪れる中で、日本にはずっと以前から高度な科学があったのだという答えを見つけました。地震にも耐えられる古い建造物などがその証だと思います。高度な科学は世代を超えて現在に至るまで脈々と受け継がれています。一方、日本人は歴史をとても大事にしています。つまり、日本は伝統文化と近代先端科学との完璧なコラボレーションであるのだ、ということに気づきました。

「マンガに描かれた日本をホームステイで体験した」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第5陣(マンガ・アニメ・コスプレーヤー)

 ポップカルチャーやアニメ、マンガに興味があったので、秋葉原への訪問は刺激的でわくわくしました。インドネシアのテレビ番組で見慣れたアニメやマンガの看板・広告には目を奪われました。また、ホームステイ体験を通して、日本のポップカルチャーやマンガには実際の日常生活が色濃く反映されていることに気づきました。こたつに入って寛ぐ様子など、マンガには日本の日々の暮らしが細かく描かれていて、伝統的な文化を伝えるためのメディアとしての機能も果たしていることに気づかされました。

「弱者に配慮した建築デザインに驚きの連続だった」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第8陣(都市工学・都市計画)

 日本について私が最も驚いたことは、身体障がい者への配慮が、特に公共の場でなされていることでした。訪れた公共の場所には必ず障がい者のための設備がありました。まずそれを目にしたのは空港のトイレで、障がい者用トイレを健常者が使うことはありませんでした。初めのうちは何ということはない普通のことだと思っていました。しかし、東北工業大学でも「障がい者に配慮した階段のデザイン」等の研究事例を目にし、私はこの日本という国への驚きがさらに強くなりました。そして宿泊施設のエレベータに障がい者のためのボタンも備え付けてあることを目にし、ますます驚きました。最も興味をひかれたのは、新しく建設される市役所のデザインにも障がい者への配慮がなされていることでした。弱者に配慮した建設をどう行うか、日本人が考えていることの一つの証拠です。私が見つけたこれらのことは、私をさらに日本好きにしたのでした。

「冗談と笑いと一杯のみそ汁が寒い空気を暖めた」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第8陣(都市工学・都市計画)

 日本へ行く前の私は、日本人は堅苦しくて、他人のことなど構わないような人々だと思っていました。しかし日本に来て、私のこういった考えはすっかり変わりました。日本の人々はとても親切で優しい人々でした。ホームステイは最も興味深いものでした。言葉の壁はありましたが、人は心と心で話すことができるのです。寒かった空気が、冗談と笑いと一杯のみそ汁で暖かくなりました。ホームステイは2泊という短い期間でしたが、日本人の特質と文化をたくさん知ることができました。このプログラムはとても価値ある、忘れがたい経験になりました。

「日本の文化や自然、住居、建築物に独自の良さがある理由」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第8陣(都市工学・都市計画)

 日本人の理念は社会全般、国民一人ひとりに深く根付いており、お互いがその責任を認め合い、自覚をしっかり持ち、強い実行力を持つことでよく活かされています。こうした日本人の気質は大変魅力的に様々な分野で発揮されているため、文化、自然、住居、建築物等がみな独自の良さを持っています。私はプログラムで得たすべての経験を語っていくつもりですが、特に、日本政府によって出される建築物許可が多くの検査項目を経て出されるものであり、日本の建物が安全であるということを発信したいと思っています。

「日本人に対する見方が完全に変わった」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第8陣(都市工学・都市計画)

 このプログラムを通して、私の日本人に対する見方(視点)が完全に変わりました。日本人が持っている、幸福な人生を送るための建設的な価値観を目の当たりにしたためです。それは例えば健康的なライフスタイルや徹底した時間厳守、自立した考え方、そして他者への親切な心遣いです。この経験は自分の中に刻まれました。

「生活のあらゆる場所にある最新テクノロジー」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第18陣(科学技術・ものづくり・先端技術)

 日本で一番印象に残ったことは、人間と同様にコミカルな細かい動作ができる日本科学未来館で見たロボット、ASIMOにみられる高度な技術力です。それらの技術は地震や洪水への備えなど、普段は見えないところにも使われていますし、日本の生活のあらゆる場所で活かされています。 人による労働に代わるコンピューターによる様々な自動システムは日本人の日常生活に幅広く導入され、どんどん進化しています。日本人の勤勉な国民性なくしては今日のような発展を成し遂げることは難しいのではないかと感じます。国民一人ひとりの能力向上こそが、先進的な社会の実現に必須であると気付きました。今回の訪日は本当に印象深かったです。

「帰国後は日本人の規律正しさや責任感について広めたい」 
◆青少年バドミントン交流

 日本の持つ技術の高さに大変驚きました。例えば、トイレや洗面台の水が全自動で出たり止まったりしたほか、優れた設備が色々ありました。新幹線の速さにも驚きました。日本の交通は非常に整備されており、環境に対する配慮もなされていました。また、責任感の強い日本人の意識の高さにも驚きました。現在まで日本人が守り続けている諸文化も素晴らしいと思います。帰国後は、インドネシア人にまだ不足しているもの、すなわち日本人の規律正しさや環境に対する責任感について、広めていきたいと思います。

「日本のような豊かな文化と先進技術を持つために」
◆ポップカルチャー(大学生)

 日本人はお互いを尊敬し、また自然や文化、時間にも敬意を表しています。そのため、文化や技術の両面において更なる進化を遂げています。ファッションはその一例です。互いに尊敬しあうという国民性が、文化的で独特なファッション世界を展開しています。そして、人々は自信を持って独自のスタイルを紹介し、ファッション業界に新たな風を吹き込んでいます。  私は帰国後、ビデオブログやミニブログなどを通じて、日本の素晴らしさを紹介し、豊かな文化や先進技術を持つことができるように人々を感化していきたいと思います。そして、みんなでその活動を推進していこうと思います。すべての活動は私たち自身から始まり、大きな共同体を変えていくためには若い世代から発信していかなければならないと思っています。