参加者の声

参加者の声

各国訪日団の声(シンガポール)

「海女という仕事を通して日本の伝統文化を学んだ」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第15陣

 プログラムで最も印象的だったのは三重県で海女さんの仕事について学んだことです。この仕事の相手は厳しい自然、海です。海女さんは、アワビ、サザエや海草を取るために、深い海に潜って辛抱強く頑張って働いていますが、その方法は本当に大変なものでした。夫婦で行っている舟人(ふなど)という方法では、10mから20mの深さまで潜ります。伊勢志摩の人々は新鮮な海産物に恵まれて生活しています。シンガポールも海に囲まれていますが、それとは全てが異なりました。シンガポールから来た私は、海女小屋で海女さんたちに会えて、その生活を知ることができて、とても嬉しかったです。進歩した科学技術を利用しているにもかかわらず、とても伝統的であることに気付きました。

「ホームステイで見た環境を大切にするリサイクルの実践」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第15陣

 私が最も感銘を受けたのは、日本人の価値観です。ミーティングや集合時間の5分前には、その場にいることを常に心がけています。これは、時間を大切にしているだけでなく、人への敬意の表れでもあり、大変優れた実践であると感じました。日本人はまた、一生懸命でハッピーな人たちであると思いました。例えば、レストランやショッピングモールで働く人たちが、自分の仕事やお客様へのサービスを喜んで行う姿を見ると、こちらまで嬉しくなります。また、日本人が環境を大切にしていることにも感動を覚えました。道路に設置されているごみ箱は少ないのに、ゴミ一つ落ちておらず、日本では一人ひとりが「ごみはゴミ箱に捨てる」ということを常に実践しているのです。ホームステイ時にはホストマザーが、残飯を肥料にしていると教えてくれました。そのようなリサイクルの実践は、環境をどれほど大切にしているかということの表れだと思いました。日本人は多様かつ大変しっかりとした価値観(礼儀正しさに始まり、時間厳守など)をもっており、それらは賞賛すべきものです。

「鳥取でいろいろな日本を経験して」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第11陣(食文化・料理普及支援)

 鳥取大学では農業実習ということで、鳥取名産の梨の袋掛け作業を経験しました。地場産業の視察では、広岡ファームを訪ね、そこで収穫された梨を使ったデザートを試食しましたが、梨の味が十分に出ていて、とても美味しかったです。 他にも日本の伝統的な茶道、織物、木竹細工、浴衣を着る、などの様々なことを体験しました。ホームステイでの素晴らしい経験を、自国に戻って人々に伝えたいと思います。

「ハイテクノロジーとおいしい食事と温泉と」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第11陣(食文化・料理普及支援)

 日本はハイテクノロジー、最先端の国だと感銘を受けました。ここで見た様なハイテクはまだシンガポールにはありません。人々は親切、友好的で社交的です。各地の歴史にも興味を引かれました。食事はシンガポールよりはるかに美味しくて、私の故郷ではこんなに美味しい物はまずありません。ホームステイは今回のプログラム中、最高の経験でした。茶道について学び、ホストファミリーがいろいろ計画を立て、私たちを様々な場所に連れて行ってくれました。温泉ではお湯につかり、リラックスして素晴らしい時を過ごしました。

「本当の家族同様に過ごしたホームステイ」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第11陣(食文化・料理普及支援)

 ホストファミリーが、本当の家族同様に私に接してくれたことに感動しました。私達の為にたくさんの計画を立て、準備をし、そば打ちや和紙作り等を見せてくれたり、その土地の伝統や文化に触れる機会を作ってくれました。また、省エネ対策、食料加工における日本の科学技術にも大変驚きました。

「私が見て感じた日本について伝えていきたい」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第4陣(服飾デザイン)

 今回のプログラムで特に印象に残ったのが、ホームステイです。もちろん言葉の壁はありましたが、ホームステイ先のお母さんはとにかく甲斐甲斐しく私たちの面倒を見てくれ、毎食食べきれない量の手作りの料理でテーブルはいっぱいでした。本当の子どものように自然体で接してもらえたことが何よりうれしく、2日間のホームステイは充実した、本当に楽しい時間でした。 シンガポールは、忙しく、ごみごみして、人が集中している等、東京と変わりません。そうした環境で暮らし、学んでいる私にとって、長野県の大自然、四季の移り変わり、自然を楽しみながら、またその厳しさに耐えながら生活する人々、そのシンプルでありながら大変豊かな生活について見聞きできたことが今回のプログラムで得た一番大きな、そして私にとっても大切な情報でした。 帰国後は、私の日本での体験を家族や学生仲間、友達と共有し、メディアやインターネットでは収集できない情報、私が見て感じた日本について伝えたいと思います。

「日本人はおもてなし精神に富む友人」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第7陣(ロボット産業)

 私にとって、日本のロボット学教育は非常に印象的でした。実用的で、学生が直接研究に携わることができ、研究に情熱を注いでいました。 またホームステイ先でのおもてなしに感銘を受けました。私が楽しい時間を送れるよう、細部まで配慮してくれました。ホストファミリーから日本語も学びました。これらの経験に基づいて、帰国後は日本の方々が時間に几帳面であること、清潔好きであること、情熱があり、おもてなし精神に富んでいる友人であることを伝えていきたいと思います。

「実践で学び、技術を身につける日本の学生」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第15陣(科学技術・ものづくり・先端技術)

 日本の工業高等専門学校を訪問して、学生たちは理論よりも実践で学び、実習で技術を身につけていることを知りました。そして、より多くの経験を積み、ロボットコンテストなどの様々なコンテストに参加することで、その才能や身につけた技能を披露する機会が多くあることは本当に素晴らしく、羨ましいです。また日本では高いプロ意識や、自分自身や自分の職業への誇りを持つという文化が強く存在すると感じ、それは自分たちが見習うべきことだと思いました。

「日本人の強く深い絆を感じた」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第19陣(建築デザイン・建築工学)

 日本人のおもてなしの心にとても感銘を受けました。日本の人々はみなとても礼儀正しく、ホストファミリーは私たちが快適に過ごせているか、いつも気にかけてくれました。私は、豊かな文化やしっかりとした経済的基盤とは別に、日本人の強く深い家族の絆というものに気が付き、とても嬉しく感じました。血縁関係を尊重することは日本人の社会でのよりどころとなっています。子供たちは慣習や伝統を尊ぶよう躾けられ、育てられています。彼らの規律正しさと他人との適切な距離の取り方などは日本人の素晴らしい特性のひとつです。日本人の温かさと彼らの素晴らしい文化を経験できたことを誇らしく思っています。

「標準以下の品質に甘んじない日本人のこだわり」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第20陣(伝統工芸・デザイン)

 このプログラムを通して、日本人の質の高い食べ物、文化、製品を維持していくことへのこだわりの力に刺激を受けました。日本人は、標準以下の品質に甘んじません。丁寧に育てられ、加工され、調理され、提供される食べ物には細心の注意が払われています。私は、日本人の「もの作りの心と力」に強く印象づけられました。そして、日本の伝統、習慣と言葉に触れることで、日本への理解を深め、日本は良い時も悪い時も、希望と可能性を信じ、復活の力があることを認識しました。是非また日本に戻ってきたいと思います。

「生活の中のシンプルさを手本にしたい」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第20陣(伝統工芸・デザイン)

 私が最も印象づけられたのは、日本の文化と日本人のおもてなしの心です。特に米沢では、日本の科学技術と米沢の人々の素朴な生活の融合に感銘を受けました。米沢のコミュニティに一歩足を踏み入れた時から、モダンで、ペースが速く、効率的な日本の印象は消え去りました。米沢のゆっくりとした生活のペースを見て、生活のなかのシンプルさを見習いたいと思うようになりました。その土地を表すのはその土地の人々である」という格言はまさにその通りだと思います。日本人は礼儀正しく、客人だけでなく家族にも丁寧に接し、お互いを尊重し合っています。シンガポールに帰ったら、私の経験を友人や家族など、周囲の人たちと分かち合い、今までもっていた間違った日本のイメージを正し、日本への理解を深めていきたいと思っています。

「日本人の質と効率に対するこだわり」 
◆メディア第1陣(大学生)

 この国の高度なテクノロジーは日本人独特の生活様式を変えることなく、現代の生活を豊かにしています。日本人は全てに対してできる限りの完璧さを求めて行動しています。私が日本で感じた一番強い印象は日本人の質に対する強いこだわりです。新鮮な刺身や野菜が都会に速やかに届き、食事においては美味というだけでなく、健康のバランスが考えられ、さらに料理と器の調和や、盛り付けにも注意が払われています。日本は21世紀のテクノロジーを享受しながら、自分たちの文化をしっかりと維持しているユニークな国だと思いました。そして、それを実行するために日本人は効率性と時間厳守をとても大切にしており、シンガポール人が学ぶべきことだと思いました。

「畳の部屋に45インチTV」 
◆メディア第1陣(大学生)

 シンガポールに帰ったら、私が見た景色、食べたもの、出会った人たちなど、日本で経験したすべてのことを、友人に伝えるつもりです。特にホームステイを通じて、日本の家での生活がどのようなものか学べたことは貴重な経験でした。日本の伝統的な木造の家の様子、靴を脱いだ後、その靴をどのように外へ向けるのか、お寿司の正しい食べ方などが思い出されます。また、最新の45インチスクリーンのテレビがあるリビングの床は畳で、お母さんは正座をしてテレビを見ていました。伝統文化と最新技術は家庭の中で完全に調和していました。帰国したら、日本人の生活、伝統文化に対する責任感や熱い思いを伝えたいです。

「公共の場を自分の家のように清潔に使うマナーに感動」 
◆日本語 第4陣

 日本の公共の場は非常に清潔に保たれていて、それでシンガポールにはないものです。日本人は、公共の場所を自分の家のようにきれいに使います。新幹線車内では飲食が許されていて、誰も汚したり、ゴミを散らかすことなく弁当などを食べていました。今回のプログラムで日本の文化や、日本について多くのことを学ぶことができました。帰国したら私が知っているすべての人に、日本を訪れるよう勧めていきたいと思います。

「初めての銭湯を体験して」
◆日本語 第4陣

 青森の八戸市で、私は初めて有名な日本の文化である「銭湯」を経験しました。様々な種類の風呂や湯加減の違うお湯に浸かるのはとても気持ちが良く、入浴後は身体がとてもきれいになりました。銭湯は、他人と交流するにはとても良い方法だと思います。他の人とオープンに話すことができるようになり、心を開くことができます。お湯に浸かることで人々はリラックスし、心身ともにきれいになることができるというのは、日本に来る前に聞いていた通りの素晴らしい体験でした。

「絵のように美しい自然の風景に心を奪われた」
◆日本語 第5陣

 私の訪問した美深町の天候は素晴らしく、空気は新鮮で食べ物もおいしかったです。気候はかなり肌寒かったですが、シンガポールでは経験できないので、それも楽しめました。人であふれかえった、慌ただしいシンガポールの生活とは大違いで、この町の自然環境や土の香りが本当に大好きになりました。ホストファミリーと一緒に買い物に行く途中の美しい風景、山々や農場は絵のように美しく、心を奪われました。必ずまた美深町を訪れたいです。私たちを受入れてくれてありがとうございました。

「ホストファミリーの家で見つけたリサイクルカレンダー」
◆日本語 第5陣

 日本滞在中にとても感動したことの一つはリサイクル文化です。ホストファミリーのお宅でリサイクルのカレンダーを見つけ、非常に驚きました。ホームステイをして、日本人が多くの時間と労力を費やして、ペットボトルや缶など、いろいろな資源をリサイクルしていることがわかりました。シンガポールでもリサイクル用の箱は置いてありますが、分類するのが手間で、それらは実際にはほとんど活用されていません。帰国後は、自分もリサイクルを心がけ、友人や家族にもそれを勧めたいと思っています。

「ポップカルチャーと伝統文化の共存」
◆日本語 第5陣

 このプログラムに参加して、私は全く新しい日本を発見しました。日本人は来日前に私が思い描いていた、身構えてしまうような、厳しい人々ではありませんでした。中でも、私のホストファミリーはとてもフレンドリーで、三世代の非常に楽しい、仲の良い家族であり、ほっとした気持ちになりました。日本人は大変寛大で、几帳面で、そして敬愛すべき人々です。また、日本は近代的なライフスタイルが確立されている一方、自然と伝統の保存、都市との調和もみられました。ポップカルチャーと伝統文化が共存しているのを目の当たりにして、とても感動しました。今回のプログラムを終え、心の底から、日本は素晴らしいと言いたいです。