参加者の声

参加者の声

各国訪日団の声(タイ)

「他者の権利を尊重し、安全を重視できる社会に向けて」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第3陣(若手アーティスト)

 訪日前の日本に対する印象は、厳格でせかせかしており、民族主義的であるというものでした。しかし実際に日本に来てみると、すべての日本人が厳格なわけではなく、楽しそうに笑っていることが分かり、イメージが変わりました。感心したのは街中が整然としていること、日本人が礼儀と安全を重視し、皆が互いに個人の権利を尊重していること、また同時に個人の利益よりも全体の利益を優先していることです。例えば、電車の中で立っている乗客は、他の人の迷惑にならないよう荷物を網棚に載せています。エスカレーターでは列を作り、急いでいる人は右側を通行し、急いでいない人は左側に立っています。 私は帰国後、日本人が安全を重視していること、公共物の利用に際して秩序と礼儀を守っていること、他者を尊重して敬意を払い、常に他者に配慮していることを伝えたいと思っています。タイの人にも、他者の権利をより尊重し、安全を重視するようになってほしいと思います。変わるということは大変難しいことですが、自分たちから始めて他の人々にも勧めれば、伝えたいことを実現することができると思います。

「日本人の公共意識の高さに感銘」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第7陣

 日本で感激したことはたくさんあります。整然とした町並み、日本料理、日本人の生活様式、伝統文化、自然と調和した暮らしぶり、タイよりも緑が多いこと等です。しかし、何よりも私の心をつかんで放さなかった感動は、日本人の公共意識の高さと社会秩序を遵守する精神です。これは私たち、あるいはタイ国民のすべてが見習うべき行いであり、社会の中で人々が共同生活を健全に営んでいく上での必須条件であると言えます。日本人は常に他人を思いやり、力を合わせて公共財産を守り、それを後世の人々に伝えています。もちろんタイにも美しいものはたくさんあり、日本にも解決が必要な問題は残っていると思います。だから私たちは日本の優れた点を見極めて、タイで応用していくべきだと考えます。私は「先(ま)ずは隗(かい)より始めよ」と考えています。まず自分自身が変わることによって良い手本となり、他の人にも波及させていきたいと思います。

「ホームステイで受けた心尽くしの温かいもてなし」 
◆歴史・文化遺産・伝統文化 第7陣

 日本は私が思っていた以上に平和で、交通機関は利便性が高く、ゴミの問題もまったくありませんでした。人々は他人に対してとても控えめで思いやりがありました。ホームステイ期間中は温かいもてなしを受け、まるで自分の家で寛いでいるかのような気分を味わうことができました。ホストからは心尽くしの歓待を受け、不自由はないか問題はないかと細々な部分まで気を使ってくれました。私たちが寒そうにしていると、さっと厚手の上着を用意し、破れた靴の代わりを買うためにスーパーに走ってくれました。言葉では言い尽くせないくらい素敵な人たちだったので、私たちを預かってご苦労をかけたのではないかと心配しています。私は早起きをして散歩をしましたが、家族は既に仕事に取り掛かっていました。農家の仕事は重労働です。私は彼らの勤勉さに敬服しないではいられませんでした。また、私は日本食が大好きで、とりわけ抹茶味のお菓子とイチゴが大好物です。私はまたこの素敵な国に帰ってきたいと思っています。でもその前に、日本での素晴らしい経験を家族や友達や近所の人に話してあげたいと思っています。

「『科学技術の進んだ国』が『もう一つの住みやすい国』に」 
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第1陣(科学技術・ものづくり・先端技術)

 初めての日本だったため、私は日本についての知識がほとんどありませんでした。知っていたのは、科学技術の進んだ国であるということだけです。来日して大変感動しました。日本は多くの技術を使っている国です。しかしさらに驚くべきことは、それらの技術が日本の芸術や伝統文化と適切に共存しているということです。日本人は親切で、周りの人への気遣いがあり、とてもフレンドリーでした。私は日本語を話せませんが、日本人とコミュニケーションをとることができました。それは多分、お互いがコミュニケーションをとろうと努力しているからだと思います。私は日本の最新技術、自然と融合した美しい文化、日本人の親切さに本当に感動しました。日本は私にとってもう一つの住みやすい国です。また必ず日本に戻って来ます。

「将来の国の発展のために日本人のような意識を」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第1陣(科学技術・ものづくり・先端技術)

 今回の訪日で最も感動したことは、日本人の国民性が規律正しく、自分自身及び他人に対する責任感を持っているということです。最も重要なことは、全体のために協力して行動していることで、それは震災からの迅速な復興を見てもわかります。ホームステイで出会った日本の地方の人は、自分のことより他人のことを考え、他人に敬意を払います。これらの行動が子どものころから植え付けられ、規律、忍耐、自らの価値を知り、自分と自分の仕事に誇りを持っています。これらが日本人の仕事に良い効果を与え、仕事の成果をあげることに貢献し、国家の発展や生活の向上につながっていると実感しました。  タイの人に、今回私が日本で見てきたことと同じことをするように求めることはできません。しかし、まず私自身から行動し、将来私の家族に伝えたいと思います。見てきたことや日本での経験を家族や友人に話し、正しく理解してもらえるようにしたいと思います。また、将来の国の発展のために、子どもたちにも話し、タイの子どもが国や他人に対して、そして自分自身に対して日本人のような意識を持つように教育していきたいです。

「日本人はうわさに違わず、本当に誠実。お財布が戻ってきた!」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第5陣(科学技術・ものづくり・先端技術)

 私は以前から日本のことが好きでしたが、今回の来日でさらに感銘を受けました。何一つとして感動しなかったものはありませんでした。行く先々のレストランでは、そこで出会った日本人の明るさや親切心が料理の味をよりいっそう引き立てていました。各地には電車があるため、どこへ行くにも大変便利でした。自動車は国産ブランドがあふれ、手ごろな値段で買い替えが可能です。スマートフォンについても同様で、タイとは異なり、何でも自国ブランドがある日本人のことを、少しうらやましく感じました。 今回の旅で最も感動したことは、ホームステイです。お母さんは毎食おいしいご馳走を作ってくれ、お父さんももてなしてくれました。子どもは私と同学年だったため話が弾みました。何もかも快適に整えられていました。ホームステイ2日目に財布を失くしてしまい、ご迷惑をおかけしましたが、最後には無事手元に戻ってきました。というのも、日本の方が拾って警察に届け出てくれたのです。そればかりか、現金のほか、すべてのものがそっくりそのまま入っていました。日本人は、うわさに違わず本当に誠実だと感じました。 私は普段、家にいることが大好きなのですが、今回の来日では感動してばかりだったため、むしろまったく帰りたいとは思いませんでした。

「来日し、日本へのあこがれが更に強まった」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第6陣(宇宙)

 私は今回初めて来日し、多くの先端技術に接することができ、大変感動しました。自分自身で日本の雰囲気に触れたことにより、以前よりも日本へのあこがれが強くなりました。日本の便利な物、例えば鍵のかかる傘立て、オートマチックの便器、ロックできる自転車置き場、飲み物や乗車券の自動販売機等が隅々まで行き渡っています。これらのものから人々の日常生活への細やかな心遣いを感じました。 また私が感動したことには、環境、都市計画、街の秩序正しさや清潔さもあります。建設前にきちんとした都市計画を立てていることが分かりました。そして忘れられないことは、やはり日本人の人柄や国民性です。子どものときから秩序や時間を守ること、礼儀等をきちんと教えられています。私は日本にいる間、このようなことに出会うことができ、とても幸せに感じました。

「日本人とのすばらしい友情が育めた」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第6陣(宇宙)

 今回の訪日で印象に残ったことは、日本人とすばらしい友情を育むことができたことです。例えば、ホストファミリーの皆さんには、まるで家族の一員のようにとてもよくしていただきました。またプログラム全体を通して、最新のテクノロジーや目新しい科学知識を学ぶこともできました。帰国したら、今回の日本訪問で得たすべてのことを、日本に来たことがない人や日本のことをまだ十分に知らない人に伝え、日本に対して良い印象を持ってもらえるようにしたいと思います。今回の日本訪問ではとても感銘を受けました。思い出や日本人との友情等、今回の訪問で得たすべてのことを忘れません。また機会があれば日本を再び訪れたいと思います。

「日本の『真髄』に触れることができた」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第6陣(宇宙)

 今回JENESYS2.0に参加したことで、私は日本の「真髄」に触れることができました。日本の雰囲気、日常生活上の文化習慣、技術等をいつでもどこでも感じることができました。また日本人は親切で、お互いに尊重し合い、とても規律正しく、その生活には古くからの伝統が保たれていること学びました。それと同時に合理性や計画性を重視し、研究開発に力を入れていることも知りました。 最後に、本事業を通じ、海外の学生が日本の様々な分野に直接触れる機会を与えてくださったことに対し、日本政府にお礼申し上げます。今回得た経験を自分のため、母国の社会のためにぜひ生かしていきたいと思います。

「憧れの日本でたくさん学んだ」
◆科学技術・インフラ・ものづくり 第9陣(農業・畜産・食品)

 JENESYS2.0に参加できると知ったとき、大変誇らしく感じました。子どもの頃から、様々なメディアを通して日本の文化や技術、教育について見聞きし、訪れたいと思っていた国なのでとても感動しました。来日する前に、私は日本の農業や食品産業についてインターネットでできるだけ情報を集めました。そして、世界をリードする日本から多くのことを収穫し、日本で得た知識や経験を家族や友人、先生達に広めたいという思いで参加しました。それが自国の発展を促す一助となり、日本のような繁栄につながればと思ったからです。 視察は単に知識を得るためだけのものではなく、日本人から文化や生活、努力、生きがいについて学ぶことができました。特に、ホストファミリーと過ごす中で、実際の日本の生活や文化を知ることができ、また、彼らの温かい歓迎を受け、本当の家族と同じような愛情や誠実な心遣いを感じました。 日本に対するあらゆる面での愛情と知識、理解を育んでくれた、このような素晴らしいプログラムに感謝しています。ぜひ今後も継続し、多くの国の学生たちが日本で得た知識を自国の発展のために活用できれば良いと思います。

「あこがれの選手の技を今後の練習に生かしたい」 
◆青少年バドミントン交流

 今回日本に来て、世界の国代表レベルの選手たちが参加する「YONEX OPEN JAPAN 2014」の試合を見ることができて、大変うれしかったです。試合場の雰囲気も目を見張るもので、とても大きな大会であることを実感しました。あこがれの選手もたくさん出ており、彼らの技を目の当たりにできたので、今後の自分のバドミントンの練習に生かしていきたいと思いました。とても良い経験になりました。

「自分の国と仕事に誇りを持っている日本人」 
◆メディア第5陣

 日本に来て心から感動したことは日本人の性格です。来日前も日本人は素敵な人達で、優しく迎えてくれるとは聞いていましたが、実際は思っていた以上でした。MRT宮崎放送を訪問した時にアナウンサーと話しをする機会がありましたが、彼らは地方を活性化してみんなに知ってもらいたいという気持ちで仕事をしていると言っていた事に感銘を受けました。彼らは自分の国や仕事に誇りを持っている人たちでした。タイに帰国したら、皆が知っている日本の技術、ファッションやマンガという視点ではなく、別の視点をタイに紹介したいと思います。それは美しい自然や空気、日本人の生活スタイルなどです。タイ人にもっと日本に来てもらい、忘れがたい感動をしてもらいたいと思います。

「現代的なものと伝統的なものが共に存在する日本の家」 
◆メディア第5陣

 私が日本で見て経験したことは、非常に貴重なことです、なぜなら、通常の観光では外国人はいろんな地方まで行くことができないからです。ホームステイも同様で、普通の観光からは得られない経験ができます。ホストファミリーの家は現代的なものと伝統的なものの両方が取り入れられていました。そして、幼稚園、家族、日常生活、贈り物の習慣など、日本人の考え方をより深く理解することができました。タイ人とはまったく異なる生活習慣ですが、運動の大切さ、社会の規律、マナー、料理やサービスなどで見られる細やかな配慮といった日本らしさに関心しました。タイに帰ったら、様々なメディアを通じて経験したことすべてを伝えていくことができると思います。日本という国をタイ人に伝えることが、日本に対する理解を深めて行くと思います。

「写真ではない、実際に自分の目で見ることの価値」 
◆メディア第5陣

 来日前から日本のことがずっと好きでしたが、実際に来てみると更に日本のことが好きになってしまいました。最初に感じたことは、日本人に話しかけられて何を言っているかわからなくても日本人の親切心が伝わってきたことです。ますます日本や日本人のことを知りたくなりました。見るものすべてが素晴らしく、日本人の性格と文化を肌で感じることができました。いろんな観光地を訪れましたが、どこも本当に珍しいものでした。どの国よりも進んだ最新のテクノロジーは世界で一番だと思います。帰国したら、日本で感じたこと、そのすばらしさを全て伝えていきたいと思います。「百万枚の写真を撮ったところで、実際に目で見るのには勝てない。目はもっとも優れたカメラ。だから実際に自身で触れてみなければならない」という言葉があります。これまでの人生の中で最も素晴らしい経験の一つだったと思います。