留学生受け入支援
国家の経済を発展させたい」
国家を改善するために、自分の専門知識を高める
グナダルマン大学を卒業した後シティバンクに就職しましたが、6カ月で辞め財務省に転職しました。人々の多くはより高い給料を目指して転職するのですが私は違いました。私は自分の学問を続け、知識を高めることを望んでいましたし、また、財務省で働くことによって、母国インドネシアをもっと発展させたいと考えていたのです。政府組織の内側から国の状況を改善できればと強く思っていました。
留学を考えたとき、まず日本が候補に挙がりました。日本はアジアの中でもいち早く経済発展に成功し、G7入りしました。経済の面から見ても日本から多くのことを学べると信じていたのです。そして、自分が学んだ知識をインドネシアで活かすことができれば、きっと私の国も日本のように経済発展できると思っていました。
また日本人は、他民族に対しても寛容的です。欧米の人々と比べても日本人は私たちインドネシア人を対等に扱ってくれるという印象がありました。日本に来てからは、その印象をさらに強く感じています。
安心して学べる環境を留学生に提供するJDSプログラム
私はぜひ外国で修士号を取得したいと強く思っていました。知識だけではなく、言葉や文化など別の側面からも自分を高めたかったからです。しかし、自分の経済力だけでは留学はできなかったので奨学金制度を探していました。財務省では留学申請の基準があり、3年間の職務経歴とその仕事に対してある一定以上の評価が必要でした。私はその条件を満たすとすぐに、JDSプログラムに応募しました。とても多くの優秀な人々が応募している中で、私は選ばれたことを光栄に感じています。
日本に行くことが決まってからは、言葉や物価、住居、食べ物など不安は多くありました。しかし日本に来てみるとJICEのスタッフがすべて問題を解決してくれました。例えば、私は、妻を日本に呼び寄せる予定があったので、少し広めの住居を探していました。JICEのスタッフは、要望に沿った住居が見つかるまで、根気よく物件探しを手伝ってくれました。食べ物についても、イスラム教徒が安心して買うことのできる食料品店をJICEのスタッフが教えてくれました。この様に環境を整えてくれているので、安心して勉強に専念することができています。
これからJDSプログラムでもっと多くのインドネシア人たちが日本で学べる機会を得ることを望みます。これから日本で学ぼうとしている人たちには、決して心配する必要がない、と言いたいですね。JDSプログラムに参加できれば、何か問題を抱えても、JICEのスタッフがきっと助けてくれますから。
最先端のビジネスを学ぶ」
モンゴルで広く知られているJDSプログラム。キャリアアップを目指して応募
大学時代はモンゴル国立大学で英語圏の国々の研究をしてきました。卒業後は英語の教師として母校で働いていた時期もあります。1998年、国連開発計画がモンゴルで水質や公衆衛生の改善プログラムを実施することになり、スタッフとして参加しました。プログラムの期間は4年間でした。プログラムが終了する前年、故郷の母から連絡があり、JDSの留学制度を知りました。私の家族は五人姉妹なのですが、両親は娘たちにできるだけ高い教育を受けるよう応援してくれていました。ですから、この留学支援制度を私に教えてくれたのだと思います。
以前から、もし留学ができるのであれば、イギリスか日本でと決めていました。どちらの国も長い歴史があり、またとても個性的な文化を持っています。ですから、日本への留学という選択はごく自然なものでした。日本の大学についてはあまり知識がありませんでしたが、応募を決めてからJICEのオフィスで大学の資料などを閲覧しているうちに、早稲田大学のことを知りました。古い歴史を持ち、個性的な校風を持っているように思え、決めました。幅広く告知をしていたこともあり、かなりの人々が応募したと思います。そして、幸運にも合格することができたのです。
日本型のビジネスを実践し、国内企業の発展に寄与したい
留学前のオリエンテーションの期間はとても楽しかったです。日本の文化や生活についても事前に学ぶことができました。そして、日本に来てからも導入プログラムが行われ、日本についてより詳しく勉強ができました。住居を探すときはJICEのスタッフが同行してくれて、部屋選びだけでなく、様々な手続きも手伝ってくれました。私にはJICEがついているので、とても安心して勉強に専念することができます。
現在、私はMBAを取得するための勉強をしています。とりわけ、人材資源の管理(human resources management)について研究しています。企業がいかに従業員を教育し、労働意欲を高め、生産性を上げていくかといった内容です。モンゴルには鉱業の企業や貿易会社がたくさんあります。私はモンゴルに帰ったらそうした企業に就職して、留学で得た専門知識を活かしたいと考えています。また、質の高いサービスなど日本企業の持つ良い面をモンゴルの企業で実践、発展させることができればと思います。