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プログラムに参加した皆で、福島の風評被害を終わらせたい
 
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・帰国後発信報告:
プログラムに参加した皆で、福島の風評被害を終わらせたい

アメリカ第2陣(高校生)参加者

 家族や友達への情報発信の他に、facebookへ投稿しました。以下は報告レポートです。

 日本人の教師2人と学生22名でキズナ強化プロジェクトに参加、福島県を訪問しました。
 津波による瓦礫処理のボランティアをするつもりで行ったのですが、そこには豊かな森に囲まれた山や水田などの緑が広がっており驚きました。道にはゴミ1つ落ちておらず、清潔でとてもすばらしい場所でした。こんなにも手付かずの自然を今まで見たことがありません。空気も新鮮できれいだと感じました。

 メディアの影響で、多くの参加者が福島の放射能汚染を気にしていました。安全性に不安を感じて、今回のプログラムに子どもを参加させなかった親もいます。それも無理はありません。インターネットで「福島」を検索すると、放射能、原発事故における炉心溶融、放射線の被曝がもたらす健康への懸念に関する記事ばかりが出てくるのです。しかし今回のプログラムで、そのすべてが真実というわけではないとわかりました。福島は山岳地帯のために山が放射線を阻んでおり、原発隣接区域でなければ訪問しても全く安全なのです。

 しかし残念なことに、メディアの影響で多くの人々が放射能汚染を恐れ、福島への旅行や福島産農産物等の購入をしなくなりました。この地域の経済は観光と農産物の出荷が大部分を占めていたので、風評被害により大打撃を受けてしまいました。

 日本人は、津波被害からの復興というよりむしろ、経済再生に奮闘しているのです。
 非常に印象深かったのは、彼らの前向きな姿勢でした。もちろん3月11日に起こった大震災の被害を忘れることはないでしょうが、彼らは笑顔を絶やすことなく、前に向かって進んでいます。彼らは心から私たちを歓迎してくれました。観光客としてではなく、家族としてあたたかく受け入れてくれました。
 市場を訪れた時には、私たちが地元の特産品を見ることができるように、早朝から店を開けてくれたり、訪日団全員にジェラートの試食をさせてくれたりしました。彼の優しさから、福島の方々の人柄が伺えます。

 市場探索の後に、私たちは磐梯山でハイキングをしました。険しい傾斜に息切れしながらの登頂で皆汗びっしょりでしたが、そこからの眺めはそんなことを忘れてしまうほどの価値がありました。開いた口がしばらくふさがらなかったほどです。そのせいで虫が口に飛び込んできたのですが、気にかけませんでした。果てしなく続く美しい景色にすっかり夢中だったのです。なだらかな曲線を描く山脈の青、草原の鮮やかな緑、水晶のような湖。至福のひと時でした。
 少し休憩をしてから、私たちはハイキングを続けて湖へやって来ました。不思議な、とても美しい湖でした。水の色は青緑で、一部が銅のようなオレンジ色でした。これは湖が含む鉱物質の成分等による影響だそうです。ハイキングは疲れましたが、皆非常に満足しているようでした。

 福島で滞在したホテルの皆さんは、本当に親切にしてくれました。おいしい朝食や、手入れの行き届いた清潔な部屋のお陰で毎日心地よく、家にいるかのようにくつろぐことができました。

 私たちが福島で過ごした時間は非常に短いものでしたが、とても刺激的でした。この数日は、恐らく私の人生で最良の時間だったと思います。お世話になったホテルの皆さん、歓迎してくれた北塩原村の皆さん、そしてこのプログラムを実現してくれた関係者の皆さんに、何とお礼を言っていいかわかりません。日本の皆さんにお返しがしたいです。福島に関して知ったことを家族や友達に話していくことで、風評被害を終わらせたいです。私1人の力ではとても難しいけれど、プログラムに参加した学生たちみんながやれば、きっとできると思います。

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その他、同プログラムの情報についてはこちらから