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ASEAN14カ国混成学生訪日団 大崎石巻グループ オーストラリア学生
 
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・帰国後発信報告:毎年、母校の地理クラスにおいて「日本の地震と津波」について話すボランティアをすることになりました
ASEAN14カ国混成学生訪日団 大崎石巻グループ オーストラリア学生

 まず、私たち若者にこのような機会を与え、キズナ強化プロジェクトに熱心に取り組んでいる皆さんに、感謝を述べたいと思います。皆さんの努力がなければ、この素晴しい体験はできませんでした。日本政府及びJICE、AFSの方々には、特に感謝しています。

 被災地である宮城県大崎市において、プログラムについてのオリエンテーションがあり、安全や規則に関する注意点について、細かく説明がありました。それから、2011年3月に発生した東日本大震災後の宮城県の被災者の住環境について、話を聞きました。避難所で生活する人々に対して宿泊場所・食糧・物資を提供する難しさの他、その過程についても語ってくれました。

 翌日、私たちは古川黎明高等学校を訪れて集会を行い、津波とは何か、どのように起きるのか、そしてその影響、また2011年にこの地を襲った地震と津波による個々の被害について、大勢の生徒と共に話し合いました。
 大崎市の被害や、数人の生徒が話してくれた、それぞれの体験に非常に驚き、また大変悲しくなりました。道路や鉄道、家屋の被害の程度を示す写真が映し出され、これらを目の当たりにするのは、かなり辛いことでした。しかし、彼らの体験や、逆境における強さ、震災後も日常生活を継続する姿に触れたことを、大変光栄に思います。彼らは、信じられないほど意志が強く、高い称賛を受けるべきだと思います。

 宮城県石巻市を訪れた日は、プログラム全体を通し最も恐ろしい体験をした日となりましたが、勉強になった1日でもありました。訪問前に、実際の被害を映した津波に関するDVDを見ました。これは、その後、現地で目の当たりにする壊滅的な被害に対して、多少なりとも「心構え」をするためのものでした。それからボランティアのガイドさんと落ち合い、市内に入りました。
 津波被害の惨状そのものを説明することなど、私にはできそうにありません。言葉では、とても言い表せないのです。また、現在も続いている壊滅的な状態を表現することも、やはりできそうにありません。

 この状況を見学するという試練の中で、非常に驚いたことがあります。それでも石巻市は、ゴーストタウンとは化していないのです。ここで起こったことを考えると、この市に、特に海岸沿いには、もう誰も住んでいないと思ったとしても、仕方のないことです。
 しかし、日本人の能力を持ってすれば、そんなことはないのです。確かに、1年9ヶ月経った今も、被災の爪痕は大きく残っていましたが、震災後の日本政府の支援不足などといった心ない噂に負けないほど、復興と発展の兆しがそこにはありました。
 石巻市を訪れて、日本人とその震災復興に関する能力について多くのことを学び、震災復興支援に対し、より広く、偏よりの少ない見方ができるようになりました。

 私は高校3年の年を終え、授業も行われていなかったために、帰国後、キズナ強化プロジェクトに関するプレゼンテーションはまだできていません。その代わり、地元のAFS協会であるAFSホバート支部(タスマニア州)の2013年2月の集会で、訪日体験についてのプレゼンテーションを行うよう依頼を受けています。

 さらに、母校で500人の手強い生徒を前にプレゼンテーションをすることになり、また、東日本大震災やその原因、影響、課題、対応について学ぶ地理のクラス(私は2012年に出席していました)でも、毎年、話をすることにもなりました。「日本の地震と津波について、毎年地理のクラスで話す」というボランティアを通して、私の知識を(特に、プログラムに参加して得た震災復興について)伝えることができます。

 これは以下のように役に立ちます。
 ・自分自身:訪日の思い出を忘れない。
 ・母校:生徒たちの学習、特に地理のクラスに役立つ、私の知識を伝えられる。
 ・日本政府:震災後の風評被害を払拭できる。今後、キズナ強化プロジェクト等の、様々なプログラムに対する、関心や認識を高めることができる。

 最後に、この体験を実現してくださった皆さんに、再度感謝を申し上げます。このプログラムに参加することができて、非常に光栄です。私が幸運にも今年参加することができた、まさに人生を変えるような冒険を、他の若者も経験できるよう、今後もぜひ継続してほしいと思います。ありがとうございました。

 

その他、同プログラムの情報についてはこちらをご覧ください。