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(オーストラリア大学生派遣 参加者)
 
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派遣

帰国後発信報告:宮城県牡鹿半島でホヤ養殖のボランティアをしました
(オーストラリア大学生派遣 参加者)

 オーストラリア大学生派遣(2013年3月11〜20日)に参加した宮城大学の鈴木恵理さんが、プログラムのなかで交流したクラウディア・チャンさんとともに今年9月、東日本大震災により津波被害を受けた宮城県の牡鹿半島を訪れ、ホヤ養殖のボランティア活動をしました。鈴木さんから届いた二人の活動と絆についての報告をご紹介します。
(写真右)向かって左から2人目が鈴木さん、右端がクラウディアさん。ボランティアで出会った地元の漁師さん(中央)と参加者と。
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「今、被災地の人たちは何を必要としていますか?私にできることは何ですか?手助けをしたいです!」

クラウディアは私の目をまっすぐに見て、そう言いました。私と彼女の出会いは2013年3月にキズナ強化プロジェクトに参加し、震災について話し合っていたときでした。オーストラリアで多くの人と出会い、両国の自然災害や放射能についての話し合いやプレゼンを通して、震災への考えを深めました。

多くの人が放射能の影響について誤解しており、被災地のいまの状況を詳しく知りませんでした。しかし、震災のことを忘れずいまでも日本のことを心配し、日本が好きだと言っていました。2年が経ち震災の記憶が薄れていく中、遠いオーストラリアの地で私たちのことを思い続けてくれる人が多くいることを交流を通して初めて知り、心からうれしく思うと同時に、すごく励みになりました。

中でもクラウディアの「日本に行ってボランティアを行い、困っている人たちの手助けをしたい」という言葉は、私の心に響きました。そして、出会ってから半年後の9月、彼女は実際に宮城県石巻市に来ました。クラウディアは雄勝町では一人で、牡鹿半島では私と一緒にボランティアを行いました。

牡鹿半島では2日間、ホヤ養殖のお手伝いをしました。牡蠣の貝殻についたホヤの種が上手く育つように、ムール貝やジェル状の海のゴミを手作業で取り除き、穴の開いた牡蠣の貝殻をロープに通す作業を行いました。機械では絶対にできないような細かい作業で、人手を要するものでした。小さな浜がいくつかある牡鹿半島では、今でも漁業の面でボランティアを必要としています。
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漁師の皆さんはとても明るく元気で、他のボランティアの方々と一緒にオーストラリアの話で盛り上がり、笑顔が絶えませんでした。活動を通して、クラウディアの思い切った行動が笑顔や繋がりを作り、「オーストラリアに来たら私に連絡して下さい」という言葉が多くの人の励みになったことと思います。

振り返ってみるとたくさんの素晴らしい出会いがあり、クラウディアとは姉妹のように仲良くなって、素敵な半年を送ることができました。これからも日本とオーストラリアの絆を大切にし、より交流を深め、1日でも早く震災の被害から復興するよう私も手助けをしていきたいです。

JICEの皆さんをはじめお世話になった多くの方々、一緒に活動をした仲間には心から感謝しています。本当にありがとうございました。

鈴木 恵理(キズナ強化プロジェクト オーストラリア大学生派遣 参加者)

((関連情報))
・鈴木さんと一緒にボランティア活動をしたクラウディアさんからの報告
 「交流者発信報告:交流とボランティア活動を通して」