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シンガポール第3陣訪日団 学生
 
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招聘

帰国後発信報告:ブログに茨城県の風評被害の現状を紹介しました
シンガポール第3陣訪日団 学生


 シンガポール第3陣で茨城県を訪れたリム・ジュン・ロン・レスリーさんから帰国後発信報告が届きました。レスリーさんは帰国後すぐに訪日体験を校内等で話した他、訪日中の活動や放射能汚染に関する風評被害についてブログで紹介しました。ブログの記事を一部、ご紹介します。

 ・レスリーさんのブログ「Leslie」より Kizuna 絆 (Bonds) (英語のみ)



 私は2013年、シンガポールにある様々な大学の100名の学生と一緒に、キズナ強化プロジェクトに参加しました。同事業は人々が日本に対して抱いている誤った考えや風評被害、また日本の復興と再建の取り組みに対する国際社会の理解を促す目的で実施されました。私はこの事業を通して、深刻で痛烈な誤解や風評被害がいかに日本に影響を及ぼすのか、あるいは既に及ぼしているのかを学びました。

a_singapore3_leslie1.jpg 【2日目】
 私たちは都内にて、明治大学危機管理研究センターから東日本大震災についての講義を受けました。内容は震災後の被害と復興、事前対策がもたらす効果についてでした。(被災地の)大子町を訪れる前には町の概要や、私たちがすること/してはいけないことについて説明がありました。

【3日目】
a_singapore3_leslie2.jpg  大子町で同町の震災被害について講義を聞いたあと、袋田の滝へ行きました。スタッフの方によると、この観光地は福島第一原発から100キロ離れているにもかかわらず、たくさんの人々が訪問を控えるようになったそうです。同県の放射線量が2011年3月11日以前の数値と同じだということも話されていました。風評被害は広範囲に及び、福島県の周辺地域は非常に悩まされていました。原発事故に関連した風評被害により、観光産業は50%も落ち込んでいました。

a_singapore3_leslie3.jpg 【4日目】
 常陸太田市内のイチゴ農家を訪問しました。私たちは農家の方から、風評被害によってイチゴが売れなくなってしまったことを聞きました。イチゴは土に触れずに育っているにもかかわらず、です。農家の方によると、イチゴは安全ですが、ブルーベリーは土壌にわずかに放射性物質が残っているため、生産できないということでした。

【5日目】
a_singapore3_leslie4.jpg  大津港は地震によって陥没被害を受ける等、著しく被災しました。また放射能の風評被害が、魚介類を買い付けに来ていた常連客をも遠ざけました。実際には漁港で魚介類の放射線量を定期的に検査していました。

【6日目】
 私たちはすべての訪問地で風評被害や誤解が観光産業や商売に悪影響を及ぼしていることを踏まえた上で、私たちに何ができるかをアクションプランとしてまとめました。 a_singapore3_leslie6.jpg

【7日目】
 茨城県の訪問先の人々に対して、私たちのアクションプランや私たちが帰国後にどのような活動をするのか発表しました。その後、関係者等とレセプションがあり、日本の伝統的な笛の演奏を聞いたり、私たちのパフォーマンスを発表したりしました。

【8日目】
 a_singapore3_leslie5.jpg 東京の本所防災館で災害を疑似体験し、災害時にどう行動をとるべきか、またどんな事前対策ができるかについて学びました。マグニチュード6.0の地震も体験しました。

【9日目】
 最終日は成果報告会において、事業関係者の前でアクションプランを発表しました。


 この事業への参加は、JICEと所属大学のスタッフの皆さんなくしては叶わなかったでしょう。また日本滞在中のホテルや旅館の皆さんのおもてなしに大変感謝しています。茨城県で大変な時期を乗り越え、私たちに被災体験を話してくださった皆さんにもお礼を申し上げたいと思います。この事業は、私が期待していた以上のものを与えてくれました。ありがとうございました。